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2011年 9月 8日

つぶらな瞳にだまされないで~インドネシア・ブナケン実習便り(15)

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

久しぶりに、インドネシア・ブナケン実習ネタです。今回はウツボ類の紹介です。
ウツボ類は刃が鋭く非常に凶暴ですが、目だけは意外とかわいらしいので、
うっかりラブリーな生き物だと勘違いすると大変です

クモウツボやハナヒゲウツボなど、形態や斑紋に特徴があれば素人の教員(吉)
にもすぐに種が分かるのですが、地味ないわゆるウツボという個体については
正確な種を同定することは難しいです

この写真がまさにそうで、完全に口が閉じているのでコケウツボではない
ことはわかりますが(コケウツボは顎が曲がっていて完全に閉まらない)、
それじゃあウツボで良いかとなると、他にも似た形態の種がたくさんいるため
素人の私には断定できません(涙)

お次はクモウツボ。この種も色彩の変異が大きく、図鑑によっては、この
写真とは別物のようにも見えます

最後はハナヒゲウツボの幼魚。親になると鮮やかな体色 青い体に黄色い鼻の
リボンがあらわる事からついた名前で、英語でもRibbon Eelというそうです。
幼魚はこんなに真っ黒なんですけどね。

魚は体色変化が大きく、「絵あわせ」による種の同定はなかなか大変です。
でも、良い勉強になります                (吉)

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