2006年 9月 1日
かんざしをつけたマルハナバチ
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
これも佐渡での写真です。
休耕田のミゾカクシの花が最盛期で、クジャクチョウやキアゲハに混じって
マルハナバチが蜜を求めて飛び回っていました。
たぶん「オオマルハナバチ」だと思うのですが。
そのうちの1匹が、頭に何かつけています。
やっと撮影して拡大してみると、どうやらラン科植物の花粉のようです。
古い昆虫雑誌を見ると「簪をつけた花蜂」として、昔から知られているようでした。
今の時期開花しているラン科植物というと「ナツエビネ」の花粉かもしれません。
キセン城で見ていますしね。( http://blogs.yahoo.co.jp/tceblogs/39206017.html )
熱帯ではハチとラン科植物の密接な関係が知られていますが、日本にもあるんですね。
1枚目は何もつけていないマルハナバチです。頭の部分を見比べてください。