(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
みなさんこんにちは。
今回は植生管理プログラム、題して「ザ・イチゴ狩り」の様子をお伝えします!
当校では、実習地周辺の町有林(ヒノキ植林地)を
「ますほ21世紀の森づくり」の一環として17年前から間伐を施し、
下層・中層植生を発達させた健全な針広混交林へと樹種転換しています。
ところが数年前に間伐したエリアでは、林床部に木イチゴ類が繁茂してしまい、
他の植物がなかなか生育できない状態となってしまいました。
長いスパンで考えれば、これも遷移段階としてありうる話ですが、
ここは人為的に遷移を早めた~いと思い、実験的に木イチゴ類を
対象に択伐を行いました。
ちょうどこの時期はモミジイチゴの実がプリップリで食べ頃~
刈り取る前に旬の甘~い味を頂いちゃいました!
刈り取るにはトゲが厄介です。
木イチゴ類を刈り払って林床部は明るくなったものの
たくさんの実が地面にこぼれ落ちてしまいました。(種蒔きと同じだろうが~!)
その後の経過を見守りたいものです。(上)
東京環境工科専門学校