秋に色づいたまま、冬になってもよく残っているカラスウリの実。
 「烏瓜」は秋の季語だが、木々の葉が落ちた冬は朱色の実がとくに目立つ

 何かの動物(鳥?)が食べた痕が残っている実もあるが、鳥が食べているところを見る機会は少ない気がする

 熟した実の中には、黄色いぬるぬるに包まれた種子がある。
 乾燥させると表面はごつごつ

 カラスウリの別名の「玉章(タマズサ)」は手紙の意味。
 種子の形が「結び文」に似ていることから
さらにカマキリの頭の形にも似ているとの話も

 たしかに似ている

 この日も寒さが厳しかった
(石)