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2012年 3月 21日

身近な場所で見かけるガ(13)~オカモトトゲエダシャク

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

早春には、この時期にしか見ることの出来ない昆虫が意外とたくさん
いるものです。チョウ類ではギフチョウ、コツバメ、ツマキチョウ、
ウスバシロチョウなどが有名どころかと思います

ガ類では冬期に出現するフユシャク類のシーズンが落ち着くと、今度は
エダシャク類が目立ってくるようです。

オカモトトゲエダシャクもそのうちの1種ですが、個人的には何よりも
その姿が大きな魅力だと思います。写真を撮る時も、これだけ立体的な
容姿なので、ボディー全体にピントを合わせることが出来ませんでした。

エダシャクの1種なのに前・後翅がトリバガのように折りたたまれていて、
とてもエダシャクには見えません。止まっている姿だけでは一般の人には
ガにすら見えないのではないでしょうか?

昆虫図鑑では翅を広げている状態で掲載されているので、野外での姿は
想像できない種の代表例だと思います            (吉)

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