2005年 12月 1日
沖縄の自然-ハイビスカス
(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)
沖縄に限らず、南国のイメージにハイビスカスはぴったりです。まず、赤色鮮やかな花を思い浮かべますが、これは中国原産のブッソウゲが各地に植栽されたもので日本在来のものではありません。沖縄ではほぼ1年中花を咲かせ、道脇では半ば野生化したものを見かけたりします。
ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の属名 Hibiscus を英語読みしています。ラテン語的に読めばイビスクスとなります。
日本にこの属は5種分布していて、いずれも暖温帯のものです。写真はいわゆるハイビスカス、九州西部以南に分布するサキシマフヨウ、小笠原、屋久島・種子島以南に分布するオオハマボウです。いずれも沖縄で撮影したものですが、オオハマボウはマングローブの中に生えた個体で、11月末になっても咲き残っていたものです。(Ku.Ma.)