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2012年 1月 13日

亀甲竹

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

今日は、近くの公園を散歩中に見つけた珍しい形の竹を紹介します。写真のように
根元の節間が交互に長くなっていて、亀の甲羅を連想させることからキッコウチク
(亀甲竹)といいます。モウソウチク(孟宗竹)の変種で、工芸品などにもよく
使われているとか。

ちょいと調べたところ、キッコウチクの学名は Phyllostachys heterocycla で、モウ
ソウチクの学名が Phyllostachys heterocycla f. pubescens になっています。
ん?何か変・・・キッコウチクはモウソウチクの変種のはずなのに、学名では逆転
しているではあ~りませんか!

これは、学術的に命名・記載された順番が、キッコウチクの方が早かったため
モウソウチクはキッコウチクの品種(form)になっているのではないかとのこと。
植物の分類では、こういうケースが時々あるのだそうです。

教員「よ」に聞いたところ、アジサイとガクアジサイについても同じようなことが
あるそうです。(うちの学生へ:詳しくは「よ」先生に聞いて下さい)   (吉)

東京環境工科専門学校
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