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2022年 7月 23日

チャイロスズメバチがいた!

久しぶりに(3~4年ぶり?)に真夏の光が丘公園に足を運びました。お目当ては、セミの羽化状況を確認すること。今年は空梅雨のせいで、セミの羽化のタイミングが狂ってしまって鳴き声を聞かない!という話をちらほら聞き、少し興味がありました。

公園内ではニイニイゼミの抜け殻はたくさんありましたが、暑さのせいかあまり鳴き声は聞こえてきません。アブラゼミやミンミンゼミの声もまばらでした

思わず撮影したアブラゼミ

セミの収穫はイマイチでしたが、思わぬ出会いがありました。樹液回りをしていると、腹部が真っ黒なスズメバチが!なんと、チャイロスズメバチです。大きさは2cmほどでキイロスズメバチと同じくらいです。腹部が黒一色の珍しいスタイルです

光が丘公園では(たぶん)初めての出会いのチャイロスズメ

教員(吉)は、10年以上前から光が丘公園で写真を撮っています。公園内ではオオスズメ、コガタ、ヒメスズメバチ、キイロ、モンスズメと一通りのスズメバチを見ることが出来ますが、チャイロスズメを撮影した(見かけた)のは今回が初めてです。ここ3~4年はなかなか訪れる回数が減っていましたが、いつから見られるようになったのでしょうか?

チャイロスズメの生態は面白く、他のスズメバチに寄生することが知られています。チャイロの女王バチは、主にモンスズメバチの初期の巣に単独で潜り込み、元の巣の女王を殺して、働き蜂ごと乗っ取るとか。分布も局所的で数も少なく、幻のスズメバチと言われることもあります。ところが、ここ20~30年で分布も拡大している報告があり、その原因はモンスズメだけでなく、生息密度の大きなキイロスズメの巣を利用する頻度が高くなったからではないかとも言われ、今後、研究が進むことが期待されます。

この木には10匹以上のチャイロスズメが集まっていました

気が荒いようで、近づくとすぐに反応してきました。もう少し鮮明な写真を撮りたい気持ちもありましたが、チャイロは毒性も強いとも言われるので無理せず退散しました(汗)。            (吉)