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2020年 7月 5日

あと1つでコンプリートだったのに・・・

6月のとある河川敷近くで、なんとなく生き物の気配を感じた(吉)です。

視界に飛び込んできたのは真っ白な壁にくっついたジャコウアゲハの前蛹です。前蛹とは、幼虫が蛹(さなぎ)に変わる直前の状態のことで、イモムシの体がぎゅっと縮こまっています。ちなみに上が頭で、体を糸で上手に固定しています。
写真 2020-06-18 9 07 00

さらにその近くには、蛹もみつかりました。この蛹は頭が左下を向いています。ジャコウアゲハの蛹は「お菊虫」と呼ばれることもあります。なんでも捕らわれたお菊さんが後ろ手に縛られている姿を連想させるため、その名が付いたそうですが想像力に乏しい(吉)には全然わかりません・・・
写真 2020-06-18 9 07 58

2週間後。
前蛹や蛹のその後を確認しに、同じ場所に行ってきました。

残念ながら前蛹のあった場所には何も残っていませんでした。子供達が持って帰ったのか、鳥に見つかったのかも知れません。

蛹は・・・抜け殻になっていました。
壁に茶色い水しぶきのような跡が残っています(写真の左下)。これは蛹便と言って、蛹からチョウになるときに出す排泄物なので、それが壁にかかっているということはどうやら無事に羽化して飛び立ったようです。
写真 2020-07-03 9 08 05

周りを少し探してみると、ひらひらとジャコウアゲハの成虫がたくさん飛んでいて、運良く成虫も撮影できました。

写真 2020-07-03 9 07 11
羽化直後?かなり近づいても飛び立ちませんでした

さらに食草のウマノスズクサを探していると、運良く卵も見つかりました。卵の直径は1.5mmくらいです。葉の裏に数個ずつ産み付けられています。

写真 2020-07-03 9 14 36_1
食草のウマノスズクサ。背丈が低く、周りの茂みに埋もれてしまいそうです

写真 2020-07-03 9 17 52
葉の裏に産み付けられていたジャコウアゲハの卵

前蛹、蛹、成虫、卵。ここまで来ると、あとは幼虫の写真を撮ればジャコウアゲハの全ステージのコンプリート・・・だったのですが、幼虫はみつかりませんでした。
う~ん、残念!   (吉)