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2009年 12月 7日

新宿御苑観察会

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

12月4日の金曜日は「よ」先生引率の植物観察会が新宿御苑で行われました.今回は
一年生が対象で,前日の大雨とは打って変わって天候にも恵まれ,絶好の観察会日和と
なりました.御苑での観察に先立って,国民公園協会の職員である二本木さん(卒業生
です)から新宿御苑のルーツ,動植物だけでなく公園としての見所などのレクチャーを
していただきました.

特に印象的だったのが,御苑内のプラタナスについての説明でした.新宿門の付近に
植栽されているプラタナスは大きく育っていますが,フランス式庭園付近にあるプラタ
ナス並木では同時期に植栽されたにもかかわらず,株の成長がずいぶん違うことを
教えてくださいました.

こういった説明を聞かずに園内を回っているだけでは,その違いに気がつくのはとても
難しいと思います.頼もしい卒業生がいるのですから,在校生はどんどん新宿御苑と
そこで働く先輩達を「活用」してほしいと思いました

さて,今日アップする写真は御苑内のヒマラヤスギとプラタナス,そしてラクウショウの
気根です.御苑ではヒマラヤスギは枝が膝下まで張っているため,本来の樹勢を間近で
見ることが出来ます.プラタナスの葉柄は冬芽を保護するキャップのような構造になって
いることも大きな発見だったようです.ラクウショウの気根については「鍾乳洞みたい」
と言って写真に納める学生もいました.

「よ」先生の説明に食い入るように引き込まれている学生たちをみていると,野外での
観察会は座学では得難い学びの機会として重要だと改めて認識しました.  (吉)

東京環境工科専門学校
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