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2012年 6月 4日

身近な場所で見かけるガ(17)~樹木に張り付く、つぶれた落花生?

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

林の中を歩いていると、樹皮の間や落ち葉の下などに落花生がつぶれたような形を
した平べったいモノを見ることがよくあります。大きさは1.5cmくらいでしょうか?
見たことがある!と思う人も多いかと思います。

実はこれ、ガの幼虫の「巣」なんです。巣を背負って歩くガの幼虫の代表はミノムシが
有名ですが、ヒゲナガガやヒロズコガといった小型のガの中にも、幼虫がポータブル
ケースと呼ばれる巣を背負う種がいます。

見てください、しばらくすると幼虫がケースの中から姿を現しました。ヒロズコガの
1種だと思います。大学生の頃に研究室の同期がヒゲナガガやヒロズコガの研究をして
いたので、ぼんやりと記憶があります。ネットで検索するとマダラマルハヒロズコガと
同定している人が多いようです

この種は、樹皮などに着く地衣類を食べるようで、写真を撮った個体もせっせと食事を
していました。途中で写真を撮っている僕の気配を感じたのか、ケースに引っ込んで
出てこなくなりました。みなさんも注意してみてくださいね       (吉)

東京環境工科専門学校
http://www.tce.ac.jp