すべての源である自然。私たちは自然を守るレンジャーを育てます。
本物の自然から学ぶ充実のフィールドワークとスペシャリストによる指導で、高い就職率を誇っています。
教育理念~レンジャーを育てる学校です
人間生存の基盤である自然環境の破壊がすすみ、生物多様性の低下が深刻な地球環境問題となっている現代において、自然の持続的な利用を実現し、失われた自然を回復することが急務とされます。
生物多様性の保全が全地球的規模で注目されるようになった今、「野生生物や自然環境に精通し、社会の様々な分野で活躍する人材」、すなわちレンジャー(Ranger)がこれほど必要とされる時代はありません。レンジャーとは自然環境の保全と、その適正な利用・管理、環境教育に携わるプロフェッショナルであり、幅広い問題に対応できる「レンジ」の広い人物のことをさします。
TCEの教育目標は、このような時代の要請に応え、自然から学んだ知識や技術を活かして、社会の中で多様な人と協力し合いながら活躍できるレンジャーを輩出し続けることです。
~当校設立の想い~
環境保護の分野では、実際に野に出て活動できるフィールドワーカーこそが求められており、私はフィールドワーカー養成のための専門学校の必要性を、環境庁(現環境省)長官への提案書の中で説いた。
本校では学生たちにいかなる資質を求め、それを伸ばしていくか。「観察眼」、データと観察の「記録」、「決断力」、「再考」である。
講義と個々人の努力による知識の習得、そこに集中的なフィールドワークの実地訓練を並行させる、野外では自分の身は自分で守る、そうした経験を通して「観察眼」は次第に研ぎ澄まされ、「記録」の取り方や図解の仕方も的確になっていく。訓練が進むうちに「決断力」と思慮深さとを兼ね備える。そして「再考」を重ね、どのような状況にも対応できる自身に満ちた若者が巣立っていく。
野外生活・野外活動を通じて、個としての「自立」、チームとしての「協調性」の両面を伸ばす、それが我々の目指すところである。
1993年9月 C.W.ニコル
※ 当校設立者の一人であり、名誉校長でもあったC.W.ニコルは、2020年4月に他界しましたが、その想いは当校関係者(教職員、卒業生等)に受け継がれています。
TCEの特色「3つの魅力」
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実習「フィールドワークを重視」1
実習「フィールドワークを重視」『自然のことは自然の中で学ぶ』
本物の自然を体感しながら、実践的な技術の習得を可能にする多彩なフィールドにて、
総単位数の3割を占める実習プログラムを展開しています。2
講義「最先端の講義内容」2
講義「最先端の講義内容」自然環境のプロになるために何を学ぶべきか、理論と技術を習得し自然への幅広い視野を養う、当校独自のカリキュラムを展開しています。
3
就職「高い就職率」3
就職「高い就職率」「業界内での幅広いネットワーク」と「自然環境保全分野における日本初の専門学校としての実績」。TCEが就職に強い理由がここにあります。
さらにインターンシップや資格取得、進路指導など就職を徹底的にサポートしています。