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  • 2013年3月21日

    身近な場所で見かけるガ(21)~飛べないガ

    啓蟄が過ぎてからすっかり暖かい日が続く都内ですが、公園に出かけてみるとまだまだ 頑張っている冬の生き物に出会うことができます 写真の生き物は、開花しているサクラの幹にひっそりと止まっていました。もちろん、 花見をしている人達は気づくはずもありませんね この生き物の正体は一体なんでしょうか?・・・ちょっとグロテスクな形ですが、実は れっきとしたガの成虫です。ガの仲間には、メスのはねが退化して飛べない種が結構いて、 この種もそのうちのひとつです 種名・・・

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  • 2013年3月18日

    小さくても・・・立派な捕食者

    先週は学校の移転でブログの更新が止まってしまいました。今は新しい校舎で 仕事を再開したので、ブログもボチボチと更新していきます 3月に入って暖かくなったとたん、花粉の飛散量が悲惨な状態になっていますが 皆さんは大丈夫でしょうか?ちなみに教員(吉)はかなりヘビーな花粉症です さて、そんな花粉は飛びまくる中で撮影したのは食事中のヨコヅナサシガメの 幼虫でした。黒いボディが意外と木の樹皮にうまい具合に紛れて見づらいですが 自分の体長の何倍もある大きなガ(エダシャ・・・

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  • 2013年2月22日

    意外な物もご馳走みたいです

    ちょっと季節外れですが、今回は意外なチョウの餌を紹介します。チョウの餌は 「花の蜜」と「樹液」の2タイプに大きく分かれるというのが一般的な認識だと 思います。 そのなかでもアゲハチョウ類やシジミチョウ類は花の蜜を好み、タテハチョウ類や ジャノメチョウ類は樹液に良く集まる傾向があると思います。 これはアゲハの仲間のクロアゲハ。花で吸蜜中です こちらはタテハの仲間のゴマダラチョウとアカボシゴマダラ。樹液を吸っています ところが、アゲハチョウや・・・

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  • 2013年2月18日

    この子はだぁれ?

    去年の6月に都内で見つけたのですが、なかなか正体が分かりません。 横から撮った写真では、こっちをじろりと見ているようなのですが、 この子はいったい誰なんでしょうか?       (吉)

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  • 2013年2月12日

    忍法ウスバフユシャク

    冬になると生き物ネタがどうしてもガに偏ってしまう教員(吉)です。 今回、ご紹介するのは冬に成虫になるシャクガ(フユシャク類)の1種の ウスバフユシャクです 実は去年のブログでもフユシャク類はかなり紹介してきました(例えば、 こちらをどうぞ) http://blogs.yahoo.co.jp/tceblogs/62482752.html 去年はトイレの灯りに誘われてタイルに止まっていた個体を撮影ことが 多く、なかなか木に止まっている姿を紹介できていませんで・・・

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  • 2013年2月6日

    佐渡で新種のカエル、その名もサドガエル!

    昨年(2012年)の年末に佐渡島から大きな発見がありました。カエルの新種が 記載されサドガエル(学名はRugosa susurra)と名付けられました。佐渡には ツチガエルが分布していますが、サドガエルはお腹の色が黄色いことや、鳴き 声が違うなどで区別できます 実は、「佐渡にはツチガエルとは違ったツチガエルがいる」ことは、以前から 知られていました。私もかつて佐渡で仕事をしていた際に、偶然このカエルの 写真を撮っていました。 まずは背面から。ツチガエルに・・・

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  • 2013年1月29日

    これは幼虫?それとも蛹?

    昆虫のうち、チョウやガ、コウチュウ、ハチ、ハエ類などは、卵から孵化した幼虫は蛹を経て 成虫になります(完全変態と言います)。 この写真はナガサキアゲハというチョウの1種なんですが、変わった形だと思いませんか? 幼虫のようでも、蛹でもない・・・実はこれ、「前蛹(ぜんよう)」といって、幼虫から 蛹に変わる途中の状態なんです。 良く見てもらえれば頭の回りに脚をギュッと縮めているのが見えます。この状態で1~2日 ほど経過したら脱皮をして蛹になります さら・・・

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  • 2013年1月23日

    忍法トノサマバッタ

    忍法シリーズ第2弾はトノサマバッタです(忍法シリーズが続くかは未定です)。 トノサマバッタは大型でカッコいいバッタですが、平野部でも割と良く見かける 身近な種です。 実はこのトノサマバッタ、ホシササキリにも負けないくらい高度な忍術の使い手 です。飛び出したバッタの姿を目で追いながら、着地地点に近づいて探しても なかなか見つけることができません。5cm ほどもあるのに何故?と思って近くを 探すと、また飛んで逃げられてしまいます。皆さんはそんな経験ありませんか・・・

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  • 2013年1月21日

    忍法ホシササキリの術

    バッタやキリギリスの仲間には、同じ種でも体色が緑の個体と褐色の個体がいます。 今日ご紹介するホシササキリは小型のキリギリスの仲間で、街中の公園や河川敷に 普通に生息しています。やはり体色には緑色と褐色、それに細かく分けると中間型の 個体を見ることができます 秋に草むらを歩くと、弱々しく飛んで逃げる2cmくらいのバッタのようなものを見た 人もいると思いますが、その正体はたぶん、このホシササキリか近縁種だと思います。 写真は、体が緑一色と褐色の典型的な個体なので違・・・

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  • 2013年1月9日

    越冬中のモンスズメバチを起こしちゃった

    正月早々、近所の公園で木の穴からお尻だけを出しているスズメバチを 見かけました。越冬個体なら完全に体が隠れているはずなので、こいつは 死んでいるのかな?と思って引きずり出したら生きてました(汗) はじめはコガタスズメバチかなと思っていましたが、どうも違う・・・ 色味が黒いし、顔の模様も黒が多い・・・少し悩んでいましたが、おそらく モンスズメバチの越冬クイーンですね それにしても腹部の黒帯が太くて、モンスズメの特徴がわかりにくいです。 気温が低いの・・・

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