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2009年 5月 16日

国立科学博物館

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

1年A組の実習が終わったばかりの昨日。
1年生の上野にある国立科学博物館での校外学習がありました。

国立科学博物館は日本で最も歴史のある博物館の一つであり、国立の唯一の総合科学博物館です。約370万点におよぶ貴重なコレクションを保管しているそうです。
上野が本館で、ほかに5つの地区において、調査研究、標本資料の収集・保管、展示、学習支援活動等をしています。(2年生はこの施設の一つである、目黒にある自然教育園での学習が予定されています。)

日本館、地球館という2つの棟があり、共に各フロアごとに展示テーマを設けてあります。
標本をもとに、日本館では、日本列島の自然と生い立ち、日本人の形成過程、そして日本人と自然のかかわりの歴史が展示されています。
地球館では、地球の多様な生き物が、お互いに深く関わり合って生きている姿、地球環境の変動の中で生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた道のり、そして、人類の知恵の歴史が展示されています。
見学に訪れた人が興味を持って楽しく学習できるように、様々な展示方法が考えられています。
自然そのものの学習にはもちろんですが、展示方法も非常に勉強になります。
こんな表現の仕方があるんだなあ、なんて感心するものも多々ありました。

私個人的には、日本館の企画展「琉球の植物」が気に入っています。(17日までの展示)
琉球列島の成り立ちの歴史の上で、さまざまな生物の分布がある説明とともに、標本ではなく本物の植物が展示されていました。

すでに何度か訪れた事のある学生、初めての学生と様々ですが、課題を持って熱心に見学する姿が見られました。
じっくり見ていると、とても時間内では観きれない、また自分でも来たいという意見もありました。
実際に何度も来ているという卒業生にもばったり逢って、なつかしいびっくりもありました。

本物の標本がこれだけ揃い、体系だって見ることが出来る場所はそうそうありません。
学生のみなさま、ぜひぜひ何度も足を運んで、学習に役立ててもらいたい場所です。
東京に学校がある利点でもあります。この機会を最大限、利用してくださいね。

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