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2010年 8月 24日

イチゴ・イチゴ・イチゴ

(※この記事は旧ブログのものです。表示崩れ等ありますがご了承下さい。)

 
6月の実習の楽しみの一つは、野外作業の合間に、たわわに実ったイチゴ類をつまみ食いすること。
 
少しずつ熟していく緑色の実を横目で見ながら、今年はどのクラスがこのイチゴを味わえるのだろうかなどと算用し、食べ損ねたクラスの呪詛に思いをいたすという、少し(かなり)意地悪な楽しみ(?)もあります。
 
最初にあちこちでみずみずしい黄色の実をつけるのがモミジイチゴ、通称キイチゴです。

 
実が黄色であることからこの名があるそうですが、私は永く“木イチゴ”だと思い込んでいました。
 
モミジイチゴの名は葉がカエデ(ウリカエデ、コミネカエデ、アサノハカエデなど)の葉に似ていることから来ているようです。
万人受けのする、クセの無い味ですが、水分が多すぎて「ジャム」には向かなそうなイチゴです。
 
 
 
モミジイチゴの後を受けて、日当たりのよい斜面一面に鮮やかなルビー色の実をつけるのがニガイチゴで、食べると口の中に苦味が残るため、これを好む人は少ないようです。                              
かく言う私は実は、ニガイチゴのほうがモミジイチゴより気に入っているのですが、あまり吹聴すると変わり者扱いされるので、広言するのは控えています。
 
ニガイチゴと良く似たイチゴにクマイチゴがあり、こちらは苦味もなく絶品の味ですが、増穂には少ないようです。
 
 
 
 
 
 
同じ時期に枝葉を一杯に伸ばし、そこここで存在をアピールしているのが茎に赤褐色の毛が密生しているエビガライチゴです。

 
よくよく考えてみるとこのエビガライチゴの実を食べた記憶がありません。毎年このイチゴが実る頃は既に夏休み近く、実習も小休止で、実習場に来る機会が殆どないせいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そういえば、例年、ニガイチゴの巨大な群落を一杯に飾る赤い実を眺めてから夏休みに入っていましたが、今年はニガイチゴが実り始めた頃に夏休み前の実習が終了してしまいました。4月の実習に小雪が舞うほど、今年の春から初夏は冷温で、イチゴの実りも1ヶ月から半月は遅れたようです。日照の少なさを反映してか、モミジイチゴの甘味も控えめでした。
 
一転して猛暑の続くこのごろ、実りの初夏からエサが極端に少なくなる盛夏を迎え、山の動物達はどうしているのだろうかと思いをはせています。
あと一ヶ月もすれば、今度は実りの秋、クリやサルナシ、アケビなどが待っています。今年の出来はどうでしょうか・・・?